樹木プレート/椨（タブ）の木

深川木工芸

鹿児島県曾於市に拠点を構える深川木工芸にて木材とレジン（樹脂）を合わせた美しい樹木プレートが完成しました。日々のお料理の器として新しい彩りを添えたり、インテリアの一部としてお部屋に彩を添える事で心が豊かになる作品です。お部屋に飾る際には照明を当てていただくとまた違った素敵な作品の演出が出来ます。まるで永久凍土の中で眠り続けているような美しさを醸し出しています。

木材の種類は椨（タブ）の木です。タブノキの名前の由来には、タブノキは魂が宿る木と考えられていて、「霊（たま）の木」と呼ばれるようになった言葉が由来して「タブノキ」と呼ばれるようになったという説もあるとされています。建築、家具、枕木、彫刻、パルプ、器具（臼や木鉢）、薪炭に利用され、その歴史は縄文時代まで遡るモノとされています。また古代に朝鮮半島から渡来した丸木船は全てタブノキで造られたほど日韓交易に貢献しています。人類の営みに触れて来たタブノキの美しさを活かした作品です。

深川木工芸では国産の原木丸太から製材し、目利きにより厳選して板取を行っています。職人のこだわりと技術によってより木の魅力を引き出した作品を製作しています。樹齢数百年の原木丸太を年月をかけて自然乾燥させて、木の特性や魅力を生かすために一つ一つの工程を丹念に手作りで仕上げています。職人が想いを込めて丁寧に製作した自然に対するリスペクトを大切にしながら樹木の魅力を最大限に引き出した木の息吹が感じられる作品を製作しています。

日々の食卓、カフェタイム、インテリア等にてご活用いただき、共に歩む楽しさを感じて頂けましたら幸いです。

※一点モノになります。

    生産国：日本（鹿児島県）
　素　材：木材不明・レジン（樹脂）
　寸　法：約４０．０ｃｍ×約２５．０ｃｍ
　高　さ：約１．５ｃｍ
　重　量：約１２００ｇ