薩摩の民族楽器「ゴッタン」文化を繋いで行く道

美木工房

年が明けて間もなく、出会いから生まれる新たな伝統を繋いで行く瞬間に立ち会うことが出来て感動しました。

ゴッタンを製作している美木工房がある三股町内で、「瀬戸山聖宝流 津軽三味線」家元の瀬戸山さんに出会いました。お名前は耳にしたことはあっても中々お会いすることが出来ませんでした。年末に偶然お会いした町内でこども支援を行っている津崎さんに相談したところ、その場で電話で繋いで下さいました。そのお陰で今回、美木工房で製作者の上牧さんとのマッチングコーディネートをする機会に恵まれました。津崎さんには感謝しかありません。

※歴史としては、島津藩の時代に念仏弾圧によって人々は隠れて念仏を唱えていましたが、この箱三味線「ゴッタン」の出現によって明るい場所で唄に織り交ぜながら念仏唄として弾くようになりました。

瀬戸山さんに三股町に作り手はいても演奏者、指導者がおらず、私達や地域としても次世代へ繋いで行く道作りをしたいとのお話をさせていただきました。瀬戸山さんから是非やりたいとのご返答をいただきこの場を設ける事が出来ました。

上牧さんと瀬戸山さんが厚く語り合う中で、瀬戸山さんが奏でて下さったゴッタンの音は魂に響く素晴らしい音でした。是非是非一人でも多くの人に聞いて欲しいと思います。

最後に瀬戸山さんと上牧さんが共に盛り立てて行こうと約束を交わしながら握手しているのを見て、目頭が熱くなりました。

これからが凄く楽しみです!!!

宮崎県三股町観光協会

HP:https://www.town.mimata.lg.jp/kanko/

TAKIBI

コメントする