メメントモリ×金継手 / プレート皿 / 22CM

¥13,800

いしはら陶工舎×嗣-TSUGU-

いしはら陶工舎と嗣-TSUGU-のコラボ作品が完成しました。

私自身がヨーロッパで生活していた時に出会ったメメントモリ(ラテン語)「死ぬことを忘れるな」という概念の文化。生活の中に髑髏を象徴として落とし込んだ世界に触れて来てたことを「いしはら陶工舎」の石原さんの作品に出会う事で呼び起こされました。

髑髏はネガティブな意味ではなく、生きるコトの大切さを教えてくれる記号でです。人はいずれ死を迎える存在、日々を楽しく、ポジティブに生きるコトを教えてくれます。

石原さんは絵付けも上絵付け・下絵付けの伝統工芸士であり、金継手として絵付けと組み合わせた独自の世界を創り上げています。この石原さんの持つ世界観にメメントモリを掛け合わせた作品を見てみたいと思い提案させていただいき、受け入れて下さったことによりこのコラボレーション作品が生まれました。

金継ぎとは「傷もその作品の歴史と考えて、新しい調和を生み出す」という理念のもとに行われています。この理念と人生の尊さと命の大切さを連想させるモチーフである髑髏を掛け合わることで独自のメメントモリの世界が創り上げられました。

いしはら陶工舎のご紹介をさせていただきますと、佐賀県有田町黒牟田地区に工房を構えています。黒牟田地区は江戸時代からの窯場で今でも有田焼窯元が軒を連ねています。

伝統工芸士である石原さんは嬉野市にて14年ほど焼き物の制作に携わった後、波佐見焼を学び、その後16年ほど有田町にて絵師として務め、上絵付け・下絵付けの伝統工芸士、一級技能士になりました。2019年に「いしはら陶工舎」として独立。絵師の技術とアイデア、金継手として様々な作品に挑戦しています。

金継手とは、発想の原点は金継ぎと様々な産地を見て来た街中に、無数の転がる陶片を見ての名も知らぬ先人陶工へのオマージュです。金継ぎを模した独自のデザイン技法で作られた器を金継手として名付けました。

石原氏とは熊本のイベントで出会い、何度か他県のイベントや工房を訪れて人柄に惹かれ、作品に惹かれて取り扱わさせていただく事になりました。感動と感謝の気持ちで溢れています。

サイズ:直径 22.0cm 

説明

【お取り扱い上のご注意】

  • 手作りのため、文様の出かたが実際に手に取っていただくと画像と若干異なる様に見える場合ががございます。器のもつ風合いとして楽しんでいただけますと幸いです。
  • 金継ぎの陶器は電子レンジ・オーブンでのご使用は出来ません。
  • 食洗器には対応しておりますが、食器同士が触れ合って破損する恐れがございますので、なるべく手洗いすることをお勧めいたします。
  • 表面に貫入と呼ばれる小さなヒビのようなものが入っている場合がございますが、品質には問題ございません。
    (貫入とは焼成後の冷却時に自然に生じるもので、使い込むことで風合いが出てきます)
  • 匂いや染みがつきにくいように、窯出し後に撥水処理をしておりますので、水洗いをしてすぐにお使いいただけます。使っていくうちに色味や質感が少しずつ変化していきますので、土物の器の味としてお楽しみいただけますと幸いです。

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