南九州のデザインとクラフトのイベント「ash Design & Craft Fair」を巡ってきました。

南九州の91店舗のショップを会場に128組の全国から参加する様々なクリエーターが作品を発表する、デザインとクラフトのイベントです。普段巡り合えないようなクリエーターや知らなかったお店について出会うことが出来る凄く楽しいイベントです。私自身も今回の参加が二回目となります。昨年度よりも参加クリエーターや店舗が増えたことに驚きと共に人気の度合いが凄く増していると思いました。パンフレットも容量が増してページをめくるたびに楽しい気分になる内容の濃さでした。

場所は鹿児島県と宮崎県をまたぐエリアなので移動が少し大変ですが、宮崎に住んでいる私にとっては小旅行をするような楽しい企画でした。3年半ほどこちらに住んでいますが、まだまだ知らないクリエーターや店舗をこのイベントを通して毎回知ることが出来るので、パンフレットを見ながら行く場所をワクワクして探しています。

今回私が向かったのは宮崎市の展示会場と都城市、それと鹿児島市、霧島市の四つのエリアに行きました。宮崎市では前から評判を聞いていて、行って見たかったセレクショップやギャラリーへこの機会に足を運ぶことが出来ました。都城市ではいつも懇意にしていただいているwandernやメゾンドMへ行きました。宮崎市では流木を使った美しい鳥の作品を作り手のお話を直接伺いなら見る事が出来ました。生命が宿っているかのような美しさでした。また憧れるアウトドア使用のコンプリートカーにも出会うことが出来ました。いつか乗りたいと思う凄くカッコいい車です。都城市では、現代の時代に落とし込んだ土偶の作品に出会いました。色々と考えさせられる奥深い作品でした。

鹿児島県では三股町で製作している伝統的民族楽器「ごったん」とのコラボ企画を行って下さったアーティスト・イラストレーターの篠崎理一郎さんが展示会を行っていたので真っ先に鹿児島ではそこへ行きました。篠崎さんの作品の軸となるドローイングやコラージュは、凝り固まった頭を柔軟にして発想を豊かにしてくれる作品で観るたびに新しい発見があります。

それ以外では、鹿児島で製作している刃物や屋久島で製作している木工品を展示販売していたお茶屋さんや、手仕事から生まれたモノを販売しているお店にて、前にお会いした事がある大分の染色作家さんの展示や金工作家の作品、素敵なスリップウエアの作品、お会いしたかったアーティストの作品を一挙にその場で見る事が出来ました。染色作家の方には現場お会いすることが出来て凄く嬉しかったです。またアーティストの方にもお会いして、色々お話をすることが出来たので感動しました。

宮崎へ戻る際には、下道で霧島市経由で戻ることにしました。霧島の山間の中にある木工作家の方の工房で、気になるところがあったのでそこへ寄りたいと思いました。展示販売されている場所は凄く素敵な空間でした。まず空間に感動した後、展示されている各種作品に更に感動しました。どれも美術品のような美しさで鳥肌が立ちました。ご対応して下さった奥様も素敵な方で、マスタードを生産販売していらっしゃいました。試食させていただいたマスタードは非常に美味しく、口に入れた瞬間の旨味、辛みが絶妙でクセになる味でした。その場で醤油マスタードとはちみつマスタードを購入しました。

今回のashのイベントを通して、多くの作品やクリエーターに出会うことで凄く刺激になりましたし、繋がることが出来たクリエーターやお店もあったので、有意義な時間を過ごすことが出来ました。いつかこのイベントに展示側として参加出来ればと思います。この様な楽しいイベントが今回無事に開催されたことに感謝しかありません。

ash Design & Craft Fair HP:https://ash-design-craft.com/15/ instagram:@ash_designcraft

またこういった機会を通して、鹿児島県や宮崎県を周遊して楽しんでいただければと思います。

鹿児島県観光HP:https://www.kagoshima-kankou.com/

宮崎県観光HP:https://www.kanko-miyazaki.jp/

TAKIBI

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