松崎刃物製作所×自然 / 三徳包丁 / 銀紙三号 / 黒柿（柄）

嗣-TSUGU-オリジナルの包丁です。松崎刃物製作所の松崎師匠の一貫製造により生まれた作品です。柄は松崎師匠が希少な天然の黒柿を自ら加工して柄付けしました。一点物になります。

民藝の極みである見る道具、使う道具として「宮崎県伝統工芸士・松崎師匠」の作品になります。

刃の素材はサビに強い高級ステンレスの銀紙三号です。鋼系と比べても劣らない切れ味と持続性があります。

総て手打ちで叩いて製作されています。ステンレスはサビに強いのでお手入れが非常に楽です。一つ一つ叩いて製作しているのでハンマーの跡が柄に見られますが、そこから作り手の想いが伝わってきます。無骨な表情が魅力です。

柄の黒柿は150年以上経った古木でしか墨のような縞模様がはいった心材が見つかりません。見つかる確率は１０００本に一本といわれるほど貴重な木です。神秘の銘木と言われており、和家具や建築材、工芸品などの観賞用として珍重されています。

口輪はイスノキを使用しています。イスノキは結寿の木とも書き、縁起の良い木ともされています。江戸時代には髪飾りの材としてツゲ櫛に負けじと人気がありました。宮中や大奥に納められる櫛はイスノキ製であったといわれています。

道具は使うほど味わい深くなっていきます。お手入れをすることで道具と共に生きる事の楽しさを感じていただけましたら幸いです。

松崎刃物製作所では伝統を大切にする中で感謝と発展を祈願して、年末に昔から鞴（ふいご）を使い火を扱う仕事の一つである鍛冶職達が行う「ふいご祭り」を執り行っています。

※手打ちで叩いて製作している為、サイズ、形に写真とは風合いが異なる場合がございます。また、重量に誤差が生じます。ご了承下さい。

刃の素材：銀紙三号（ステンレス）
　　　柄：黒柿
　刃渡り：約１６.０ｃｍ
　　全長：約２７.０ｃｍ
　　重量：約１２０.０ｇ

※一点物になりますので、売り切れましたら販売終了となります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。