曽於市のご紹介

地理的に日本の鹿児島県本土の東部、大隅半島の北部に位置しており、非常に自然環境の豊かな地域です。霧島連山を遠望する事が出来ます。2005年7月1日に曽於郡の末吉町・財部町・大隅町が合併し成立しました。 畜産や畑作を中心とした農業が盛んな地域で美味しいモノが沢山あります。温泉施設も所々にあるので都会では味わえないゆったりとした時間を良質な環境の下で過ごすことが出来ます。宮崎県都城市とも隣接しており交通の便も良く、移動しやすい場所です。

黒豚しゃぶしゃぶ (1)
黒豚しゃぶしゃぶ
黒豚とんかつ
黒豚とんかつ
野菜1
新鮮野菜
さつまいも
さつまいも
あくまき団子餅
あくまき団子

江戸時代は薩摩藩領。当時から残る伝統行事を大切に残してきており、毎年次の世代へと文化を繋いで行く為に執り行っています。

毎年釈迦誕生の日に近い日曜日、4月8日に溝ノ口洞穴で溝ノ口岩穴祭りが行われます。現在は郷土教育の一環として財部の中谷小学校児童によって継承されています。

このお祭りでは、奴踊りや棒踊り、刀踊り(棒踊りと刀踊りは隔年奉納)が洞穴と洞穴の入口に祀られている岩穴観音へ奉納され。ます。踊りの中でも奴踊りの歴史は古く、島津藩が先勝祝いとして始められたものが発祥とされており、戦勝を祝うとともに、士気を鼓舞する姿が非常に勇ましく観えます。

毎年11月3日には約900年の伝統を持つ県下三大祭の一つ、弥五郎どん祭りが行われます。

弥五郎どんは、身の丈4メートル85センチの大男で、25反もの梅染めのしています衣を身に纏い、大きな瞳に太い眉、大小2刀を腰に携えた勇ましい姿をしています。一説には隼人族の首領、または300歳の長寿を誇り、六代の天皇に仕えた武内宿弥となどとも言われています。正体ははっきりとはしてません。
しかし、穀物の豊作や地方守護の先導役として、昔からなくてはならない存在とされています。観る者を圧倒する行事です。

11月23日は住吉神社の参道で流鏑馬が奉納されます。

鹿児島県内には、曽於市、肝付町、日置市に伝承されています。流鏑馬の由来は、上古、歩射に対して、騎射と呼ばれ、武芸が儀式化したものです。国家安泰・五穀豊穣のほかに年占いの性格も持ち、農民が参加する収穫感謝の色彩が強いです。流鏑馬に先立ち神前では奉幣の儀が行われ、次いで馬場入りとなる。射手の装束は、鎌倉時代の巻狩りの姿です。

毎年お正月の1月7日の夜、末吉の深川熊野神社で強烈なパワーで悪疫を退散させる鬼追いが行われます。

この行事は、光明寺の主宰で行なわれていた仏教行事でしたが、明治の廃寺後に中絶していた際、悪疫が付近に流行したため、深川の青年たちが再開しました。現在は、鬼神太鼓の奉納演奏が境内の幻想的にライトアップされた竹林の中で行われ、無数の御幣を身に纏った25歳の厄男が鬼となって登場します。

是非昔から残る伝統行事に触れに遊びにいらして下さい。

写真提供

公益財団法人鹿児島県観光協会

弥五郎どん祭り
弥五郎どん祭り
溝の口洞穴2
溝の口洞穴
悠久の森
悠久の森
曽於市 桜並木
桜並木