都城市のご紹介

宮崎県の南西端に位置しています。宮崎空港から40km、鹿児島空港から40kmの距離にあり、宮崎と鹿児島の中間地点の盆地の中に位置す主要都市です。薩摩の文化を色濃く残しており、諸県弁を話します。

都城市は島津家発祥の地とされています。文治(ぶんじ)元年(1185)3月、源頼朝は、弟の義経たちの力を借りて、壇の浦の合戦で平家を滅ぼし実権を握った後、頼朝は同年8月、島津荘(しまづのしょう)の下司職(げすしき=荘園の管理人)に惟宗忠久(これむね ただひさ)を任命。その後、忠久は日向・大隅・薩摩3か国の守護と島津荘の地頭(じとう)となりました。忠久は、自分が治める荘園、地名でもあった島津の名から島津忠久と名乗るようになったのです。こういったことから島津の姓の由来の地として、都城がいわれている理由なのです。当時の歴史に触れられる景色や歴史博物館のある島津邸があります。

島津家の伝統ある地域なので昔から続く様々な伝統的工芸品が受け継がれています。

国指定伝統的工芸品

本場大島紬(つむぎ)  (昭和50年指定)

都城大弓 (平成6年指定) 

県指定伝統的工芸品

都城弓 (昭和59年指定)

都城木刀 (昭和59年指定)

さつま絣(かすり) (昭和59年指定)   

宮崎ロクロ工芸品 (昭和60年指定)

日向剣道防具 (昭和61年指定) 

近代建築では都城図書館があります。下記の各賞を受賞しおり、大変評価の高い図書館で一見の価値があります。

グッドデザイン賞 2018
DSA 日本空間デザイン賞 2018
木材利用優良施設コンクール・審査委員会特別賞 2018

また天候に左右される事なく有意義な時間を過ごせる都城市立美術館もあります。様々な展示会等を開催しておりますのでHPにてご確認下さい。

自然との距離も近く、車で中心地から20分ほどの都城の端に動物との触れ合いや、乗馬体験、手作り体験が出来る高千穂牧場があります。より自然の中に身を置きたいと思う方には関之尾の滝がおススメです!豊かな自然の中にある大滝は見ごたえがあります。吊り橋からの景色も楽しめます。季節ごとに顔を変えるので、散策にぴったりの場所です。

歴史の古い神社仏閣もあります。東霧島神社神柱宮です。散策するだけで心が洗われるような場所です。

吉都線と高千穂峰[2] (1)
吉都線と高千穂峰
東霧島神社
東霧島神社
関之尾の滝
関之尾の滝
都城島津邸
都城島津邸

都城市は食材の宝庫で美味しいモノがたくさんあります。中でも畜産が盛んで宮崎牛、豚、地鶏と旨味に溢れており、全国でも大変人気があります。農作物、お米も南の太陽を浴びて甘みのあるお野菜に育っています。また、盆地特有の寒暖差によりお茶の栽培も盛んです。

さらに欠かせないのが芋焼酎です。全国一位を誇る焼酎蔵から個性的な焼酎蔵まで様々な蔵元があります。

宮崎牛1 (1)
宮崎牛
地鶏炭火焼1 (1)
鶏の炭火焼
焼酎1 (1)
焼酎
マンゴウ (1)
マンゴー

夜に居酒屋やバー、スナックで飲み歩くのが好きな方におススメするのが都城市の繁華街牟田町です。様々なお店が軒を連ねており、楽しい場所です。

都城市とその周辺は温泉も盛んにあります。様々なスタイルの温泉を巡るのもおススメです。温泉に入って美味しいモノを食べて、歴史や自然に触れに是非いらして下さい。心と体を癒してくれる場所です。

写真提供

公益財団法人宮崎県観光協会